田村耕太郎氏『頭に来てもアホとは戦うな!』の感想・レビュー
田村耕太郎氏著の『頭に来てもアホとは戦うな!』という本を読みました。
日頃から自分の欠点として、「アンガーコントロールがそこまで上手くない」ということが挙げられます。アンガーコントロールが上手く出来ずに、後悔したことも多々あります。そんな時に『頭にきてもアホと戦うな』というストレートなタイトル、帯のひろゆき氏のコメントに惚れて買いました。
本の詳細
タイトル
頭に来てもアホとは戦うな!
人間関係を思い通りにし、最高のパフォーマンスを実現する方法
著者
出版社
朝日新聞出版
初版発行日
2014年7月30日
ページ数
221ページ
定価
1300円+税
古本価格(Amazon's、楽天 送料無料)
337円〜340円(R3.8.19 現在)
おすすめの人
・責任感・正義感が強い人
・嫌なことがあるとやり返してやろうとよく感じる人
内容
自分にこう問いかけてみてほしい。
怒りや悩みで時間を無駄にしていないか?
他人の目ばかり気にしていないか?
本当にすべきことに全力を注いでいるか?
(本書より抜粋)
第1章 アホと戦うのは人生の無駄
第2章 臆病のための戦力的コミュニケーションのススメ
第3章 どんな強者でも味方にする“人たらし”の技術
第4章 権力と評価の密接な関係
第5章 他人の目を気にするな
最終章 アホとではなく自分と戦え
感想
他人に流されずに自分らしく生きるための本
タイトルのインパクト、帯に書いてある「ひろゆき絶賛」、「堀江貴文、感動!」を受けて、期待値が高めの状態にて購入。その期待値を優に超える内容に感動しています。購入して1ヶ月にて3回読み返すありさま。
冒頭で著者は「時間もエネルギーもタイミングも、たった一度の人生を思い切り歐歌するための限られた財産である。それを「アホと戦う」というマイナスにしかならない使い方で浪費するなと言いたいのだ。」、「その限られた時間とエネルギーを一度しかない大切な人生を輝かせることん使って欲しいのだ」と述べている。この冒頭の著者からのメッセージが正にこの本のキーワードだと感じました。
私自身アンガーコントロールが上手く出来ずに失敗したことは多々。変な正義感もあり、そのことで摩擦を引き起こしたこともあります。しかし今思ってみると、このようなことは自分の人生やその時の目標の達成という観点で考えてみると、本当に時間の無駄であったと気付かされました。
本著では著者の実体験も交えながら、アホの相手をしなくてもすむ方法や、周りの人を味方にすr為の方法が書かれています。「戦うべきなのは‘アホと戦う’アホなことを考えてしまう自分のみ。」「アホと戦わない生き方こそ、あなたがあなたらしくあることができ、あなたが目指す目標により近づけることになるのだ。」、自分の人生をより大事に生きるための参考にするために本書を読んでみてはいかがでしょうか。