ヨッシーパパの古本日記

本をいっぱい読みたいけど、お金がない。安く買った古本のレビューを中心に行っていきます。

成毛眞氏 『インプットした情報をお金に変える 黄金のアウトプット術』の感想・レビュー

 最近、「ただ本を読んでいるだけでいいのか」という疑問を持つようになりました。「本を読んでいるだけで本当に自分は成長できているのか」と。そんな時に出会ったのが本書になります。

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本の詳細

タイトル

 インプットした情報を「お金」に変える 黄金アウトプット術

著者

 成毛眞

出版社

 ポプラ新書

初版発行日

 2018年4月9日

定価

 800円+税

古本価格(Amazone、楽天 送料無料)

 375円〜379円(R3.8.22 現在)

著者について(成毛眞氏)

 1955年北海道生まれ。中央大学商学部卒業。1986年日本マイクロソフト株式会社入社。1991年同社代表取締役社長就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社・インスパイア設立。2010年書評サイト「HONZ」を開設。

             (本書より一部抜粋)

読んで欲しい人

 ・インプットのみで満足している人

 ・アウトプットしたいけど方法がわからない人

 ・アウトプットする自信がない人

本書を読んで学べること

 ・アウトプットの必要性や意義を理解できる

 ・アウトプットの方法が具体的に理解できる

 ・アウトプットができるかもと思わせてくれる

 ・アウトプットをしてみたくなる

目次

第1章 アウトプット時代の到来 インプットは、もう終わりだね!

第2章 書くアウトプットは一番楽 書ければ、必ずお金になる!

第3章 やるほど上手くなる!話すアウトプット術 説得、プレゼン、雑談のコツ

第4章 印象を操作する「見た目」のアウトプット術 戦略的ビジュアル系のすすめ

第5章 インプットするなら「知識」ではなく「技法」 日常に潜む優良インプットソース

第6章 アウトプットを極上にする対話術 コミュ力は今からでも上げられる

内容

インプットの時代はもう終わっている。

これからの時代は得た知識や情報を、カタチにできる者だけが生き残っていく。

 日本の大人はアウトプットが不足していると述べた上で、アウトプットの必要性について述べられている。また、アウトプットしないとアウトピットは上達しないし、アウトプットしないと才能の発見のロスにつながるとも述べられている。

アウトプットを意識的に行なっているビジネスパーソンは極小だ。

私の実感としては全体の0.1%にも満たない。

となるとアウトプットするだけで、圧倒的多数の他者と簡単に差別化が図れることとなる。

 本書ではアウトプットの敷居を下げてくれる言葉が所々に散りばめられている。上手い・下手ではなく、始めることが重要だと気付かされる。

アウトプットしながら生き残っていくためには、まず「書けること」が大前提になる。

 

社会人が書くべき文章、また、求められる文章とはどのようなものかというと、ズバリ、紹介文だ。

 

紹介文は誰にでも書ける。

才能がなくてもある程度のところまでいく。

ただほんの少し、テクニックが必要。

 書くアウトプットの方法がわかりやすく書かれています。書く上でのポイント、書く際のテンプレート、修正の方法など。かなり分かりやすく、読むことでアウトプットの敷居を下げる手助けとなります。

感想

 得た情報をどう発信して、お金に変えるのか、その根幹となる考え方やテクニックをまとめた本』

 読み終わっての最初の感想は「俺にもアウトプットいけるかも」です。本書は内容にも書かせていただきましたが、アウトプットの敷居をこれでもかと下げてくれます。「アウトプットしないと、アウトプットは上達しないのだ」。まずはアウトプットをしようとして行動に移すことの重要性に気付かされました。

 また本書では書くアウトプットの方法について具体的に述べられています。本ブログにおいても書き方の参考にさせていただきました。

 自分は各アウトプットに興味があったことから、内容においてもそのことを中心にレビューさせていただきましたが、他のアウトプットの方法も分かりやすく書かれています。

 本書を読み、アウトプットに挑戦してみませんか?